6丁目の声

自治会にお寄せいただいた6丁目のみなさまのお声をお届けいたします。

先日開催された定期総会では、地域の皆さまから多くのご意見・ご質問をいただきました。以下に主な内容をご紹介します。


◆宮崎第四公園の樹木伐採について

ご質問: 公園の木の伐採判断について、樹木医などの専門家に診断を依頼する考えはないか?

回答: 以前は大学の先生に相談したこともありますが、現在は道路公園センターに依頼しています。伐採の最終判断は造園業者に委ねられていますが、専門的知識が十分とは限らないため、今後は樹木医などの専門家による判断ができる体制を検討したいと考えています。


◆防犯協会の活動と分担金について

ご質問: 「防犯協会」とはどのような団体で、どんな活動をしているのか?自治会からの分担金に見合った活動なのか?

回答: 防犯協会は、警察署や区役所が中心となり運営される「宮前防犯協会」および「宮前防犯連絡協議会」の2団体です。活動内容は、防犯講演会の開催、地域防犯情報の共有、防犯標語を掲げた電柱幕や防犯標識の設置などです。

分担金として、1世帯あたり年60円が自治会費から支払われています。他地域の自治会でも同様の金額を支払っているとみられます。「支払額に見合う活動か疑問」との声を受け、今後は会議内容の公開や情報の周知など透明性向上に努めていきます。


◆東急ストア跡地と公共施設移転について

ご意見: 東急ストア跡地の活用、市民館・図書館・区役所の移転など、自治会としても重要課題として積極的に関与を続けてほしい。特に市民館がなくなると地域の会議場所が減るため、一部機能の存続を要望する。


◆六美会の予算について

ご質問: 六美会(高齢者交流会)の予算が増えた理由は?

回答: プロを毎回招くわけではなく謝礼も少額ですが、年間を通じて約16万円の費用がかかっています。節約を心がけているものの、活動を継続・充実させるには18万円の予算が妥当と判断しました。


◆防犯カメラ設置について

ご質問: 60万円の予算が計上されている防犯カメラの具体的な設置場所や管理方法について知りたい。

回答: 現在は検討段階で、設置場所や台数は未定です。防犯意識の高まりに伴い、全国的に補助金も拡充されている背景があります。警察とも相談のうえ、近く住民アンケートを実施予定です。

住民の賛同が得られれば、まずは1台を試験的に設置し、今後の増設を検討します。カメラ映像の管理は防犯部長宅のパソコンで行い、犯罪発生時には警察の要請に応じてデータを提供する予定です。


◆空き家の防火リスクと対応について

ご質問: 手入れされていない空き家や庭木により、火災の危険があるのでは?自治会で何か対応できないか?

回答:自治会で状況を把握し、可能な限り訪問や対応をしています。ただし、強制的な処置には限界があり、今後も引き続き警察や消防との連携を強化します。消防署には4月中に訪問予定です。


◆バイク盗難に関する報告

報告: 地元店舗前でバイクの盗難が発生。不審な男2人が近隣の防犯カメラに映っており犯人はまだ捕まっていません。引き続き警戒を呼びかけます。


◆建築協定と空き家対応について(建築協定運営委員会より)

・宮崎2~16班は「建築協定」に基づき、建築物の高さや構造などに独自の制限を設けています。

・建築確認前には、協定遵守の届け出が必要です。

・空き家が増加しており、協定内容の周知と早期対応をお願いしています。

・東急ストア跡地については、当初協定区域内でしたが、商業施設建設のため「地区計画」を策定し、建築の高さ制限を設けました。これは協定運動の成果の一つです。

1)12-1班 会員より

鷺沼駅前再開発計画の現状、区役所移転後の跡地の活用方法検討状況等について、「鷺沼駅前再開発を考える会」の活動の報告を交えて情報共有がありました。

(要約)

  • 鷺沼再開発の概要
2019年3月に市民館、図書館、区役所の鷺沼移転が決定
2020年11月、2021年12月に計画遅延
2022年4月に計画見直し、住民説明会開催
2024年3月に工事開始予定だったが、物価高騰により延期
  • 鷺沼再開発に対する懸念として、高層マンション建設による交通渋滞や安全性の問題、住民の要望が反映されていないこと、また参画企業のための開発であり住民メリットへの疑問、立地適正化計画による地域への影響がある。
  • 6月15日、13時半~宮前市民館第4会議室にて活動報告会を行う。
  • 皆様に鷺沼再開発や公共施設再編に関心を持ち、意見や要望を自治会や市に伝えることが必要、今後も情報を発信していくので活動を見守っていただきたい。


2)21班 会員より

(要約)

  • コロナ禍明けの積極的な活動に感謝、LINE、ホームページなど情報公開の改善を評価。
  • 鷺沼再開発問題については、情報共有の重要性を強調。知らなかったということを避けるために、各自が情報収集し最適な行動を選択すること、また自治会での議論や活動参加など選択肢を広げることが必要。
  • 区役所移転については、ワークショップ参加者として川崎市職員が6丁目への影響を注視していることを実感しており、後悔のない意思決定に向けて議論の場を設けることなどが重要ではないか。


3)建築協定運営委員会・委員長より

(要約)

  • 活動報告と今後予定についての説明。
  • 建築協定の目的は一戸建住宅街の維持で、年間6件程度の事前審査・事前届があり、2023年11月に満了を迎えた建築協定の延長更新について、ほぼ全区画で同意を得た。
  • 今後は、第四公園脇の建築協定看板の修復を予定。
  • 現在、工事中や空き地となっている区画があり、特に空き地については近隣住民からの情報提供いただきたい。また、運営委員会の高齢化に伴い参加者を募集。

自宅前の道路の側溝にたまった土砂から草が生えて困っている、など自宅周辺の道路の整備などでお困りの場合は、宮前区役所道路公園センター(044-877-1661)にて相談することができます。

※対象が私道か公道の区別により対応いただけるかどうかが変わってきますので、詳細は市のホームページ問い合わせ先にご相談ください。

年末ごろより、宮崎6丁目地区内で訪問者が家の前に停めていて駐禁違反を貼られる事例が数件報告されています。

昔は家の前に路駐していても大丈夫だったのに…と思われる方も少なくないかもしれませんが、駐車状況や場合により駐車違反になることがあります。

状況に応じて、お近くの駐車場をご利用いただくなど適切に対応いただくと安心かと思います。